自毛植毛のメリットとデメリット
自毛植毛は医療行為ですので、メリットとデメリットを十分理解する必要があります。
自毛植毛のメリット
- 移植完了後は、日々のメンテナンスが不要です。
- 移植した毛根からは、生涯にわたり髪の毛が生え続けます。
- ランニングコストがかからないので、トータルでみれば、かつらやその他の増毛法と比べて経済的です。
- 自毛を毛の流れに沿って移植するので見た目が自然です。
- 周りの毛と同じように、移植した毛も加齢とともにグレーへと変化します。
- 人工毛植毛と違い、自毛を移植するので拒絶反応が起こりません。
自毛植毛のデメリット
- 移植できる毛髪の本数には限界があり、広範囲にわたる植毛の場合は2回以上手術を行う必要があります。
- ドナー採取部に傷跡が残ります。
- ショックロス(移植した毛の周辺部分で、今まで生えていた毛髪が抜け落ちてしまう現象)が起こる可能性があります。
- 術後、経過診察や抜歯のために何度か通院する必要があり、術式によっては しばらく洗髪ができないので家でゆっくりと過ごす時間を取れない人には難しいです。
- クリニックによって技術の高低があるので、信頼できるクリニックを探す必要があります。
ここでは、一般的に言われている事柄を挙げましたが、
実際に自毛植毛の手術を受ける際には、専門医によるカウンセリングを受け、ご自分が納得するまでデメリットについても説明を受けるようにしましょう。